職 人 紹 介


徳武 利文


・竹細工職人の父・圭太郎の跡を継ぎ2016年から竹細工の

 修行中。

 「竹細工をやりなさい」という天の声を聞いた事をきっ

 かけに約40年努めた設計士の仕事を辞め、竹細工職人の

 道に脚を踏み入れました。


店主のこだわり

四季折々に美しい表情を見せてくれる信州戸隠の大自然。

この豊かな地に育まれた「戸隠根曲り竹」を使い

一品一品丹念に手作りされる戸隠竹細工。

先人より受け継いだ伝統の技を生かしつつ

現代の暮らしにさりげなく溶け込む工夫や造形を盛り込んだ私の作品が

あなたの暮らしに小さな幸せをお届けすることができたら

これにまさる喜びはありません。

                                文の郷 徳武 利文

工 房 紹 介


陽なたぼっこに集う竹細工工房

以前父が民宿として使用していた、古民家を2019年に再生して

新たに竹細工工房としてスタート。

作品の制作や展示・販売はもちろん、ワークショプや

交流の場として開かれた「居心地のいい場所」

誰もが気軽に立ち寄れる、「陽だまり」のような工房を目指しています。

観光で戸隠を訪れた際ちょっとした空き時間に、観光の思い出のひと時とひと品を

さがしに、ふらっと立ち寄っていただけたら幸いです。

戸隠の竹細工


歴 史

約400年前より戸隠中社地区の人々の生活の糧

として地元で豊富に自生する材料をつかった竹細工が作られるようになり、明治時代には養蚕の為の用具として需要が高まり、生産量や職人の数が一気に増えました。

昭和58年に長野県の伝統工芸に指定され、戸隠を象徴する工芸品として現在に受け継がれています


材 料

地元の山に自生する根曲がり竹(チシマザサ)が主材料。

籠の本体部分などは若竹の"鮮やかな緑"を生かし、

縁などには年数を重ねた竹をつかい渋みのある色と頑丈さを出すという具合に、使用する部位によって使い分けています。

さらにオリジナル作品には木材や金属、布等も組み合わせることで、一層味わいのある作品に仕上げています。


種 類

受け継がれる代表的な竹細工の種類は

  • 「魚籠(びく)」
  • 「ざる」
  • 「目籠(めかご)」
  • 「箕(み)」

の4種類。

現在ではそれぞれの技法を応用した様々なオリジナル作品も制作しています